朝晩の冷え込みが一段と増し、湯気の立つ料理が恋しい季節になりました。
年末が近づくこの時期、食卓を明るく彩ってくれる冬野菜といえば「金時ニンジン」。
鮮やかな紅色としっとりとした甘みが特徴で、京野菜としても親しまれています。
おせち料理や煮物に欠かせない存在で、紅白の彩りが「祝い」や「魔除け」を意味する縁起物としても重宝されています。
見た目の美しさだけでなく、栄養価の高さでも注目の食材です。🥕
金時ニンジンの栄養素
金時ニンジンには体にうれしい栄養がたっぷり含まれています。
ここからは代表的な栄養素とその効果をご紹介します。
β‐カロテン
金時ニンジンの赤い色は、豊富なβ‐カロテンによるものです。
体内でビタミンAに変わり、免疫力を高めたり、粘膜や皮膚の健康を保つ働きがあります。
冬の乾燥対策や風邪予防にもぴったりの栄養素です。
リコピン
トマトにも含まれるリコピンは強力な抗酸化作用を持ち、生活習慣病の予防や美肌づくりに役立ちます。
金時ニンジンは特にこのリコピンを多く含むため、抗酸化パワーが高いのが特徴です。
食物繊維
体内の余分な塩分を排出し、むくみ予防や血圧コントロールに効果があります。
カリウム
余分な塩分を排出してくれるカリウムは、むくみ対策や高血圧予防に欠かせません。
年末年始のごちそうシーズン、塩分を摂りすぎがちなときにも頼もしい味方です。
おいしいレシピのご紹介
金時ニンジンを使ったレシピ
金時ニンジンの紅白なます
⇒ レシピはこちら
大根と合わせた紅白なますは、おせち料理の定番。
金時ニンジンの鮮やかな赤が祝いの席を華やかにしてくれます。
さっぱりとした味わいで、こってりした料理の箸休めにもぴったり。
金時ニンジンの梅煮
⇒ レシピはこちら
やさしい甘みの金時ニンジンを梅でさっぱりと煮含めた一品。
おせちの煮しめにも合い、彩りと香りのアクセントになります。
冷めてもおいしく、作り置きにも向いています。
その他の金時ニンジンレシピはこちら ⇒ 金時ニンジンレシピを使ったレシピ（クックパッド様引用）
今回は【金時ニンジン】についてご紹介しました。
年の初めを彩るおせち料理にも欠かせない金時ニンジン。
祝いの食卓に華を添えながら、体にもやさしい冬の味覚です。
寒い季節も、旬の彩りを楽しみながら心も体も元気に過ごしましょう。🥕❄️